【2022年最新・全自動可】adbを使ってOPPO・realme・OnePlusの機種を簡単にVoLTE化する方法!

realmeファンの皆様こんにちは!lahainaです。

さて、今回紹介するのは当ブログの主に紹介していく「realme」のブランドと、同じ仲間である「OPPO」や「OnePlus」製のスマートフォンにおいて、念願のVoLTE化ができる方法が見つかったということで大きな話題となっています。

今回はその手順を簡単にまとめてご紹介していきたいと思います。

※くれぐれも自己責任でお願いします。今後のアップデートで塞がれる可能性は大いにありますし、IMEIが消失する・最悪の場合は文鎮化するなどの不具合も稀に確認されています。リスクを承知の上で当記事の方法を実行してください。

そもそもなぜVoLTEが必要なのか?

この記事の内容をざっくりと説明すると、今までは殆どの機種でdocomo系4G回線、SoftBank系回線のみで使用可能だったものが、この裏技を駆使することで、

  • docomo 5G / ahamo
  • au / UQ mobile / povo
  • 楽天モバイル

といった回線でもしっかりSIMカードを認識し、データ通信および通話ができるようになります。対応バンドさえ揃っていれば、事実上の4大キャリアフル対応となります。逆に、VoLTEが有効になっていないとこれらのSIMカードは基本的にデータ通信含め一切使えません。

また、4Gよりさらに次世代の通信技術である5Gエリアがどんどん広まる今の時代、長らく3G回線を提供してきた3大キャリアもいよいよ停波の予定が決まっています。(auはいち早くすでに3G回線を停波しています。)

VoLTE対応でないスマートフォンは音声通話に3G回線を使います。そのため3Gが停波してしまうと当然通話はできなくなるので、これからの時代はVoLTEへの対応が必要不可欠になってくるのです。

どの機種でもVoLTEに対応しているメーカーで有名なのがXiaomiです。MIUIでは、海外向けに発売されたスマートフォンでも、あるコマンドを入力するだけで誰でも簡単にVoLTE化することができますが、ColorOSでは今までそのような機能を全く搭載しておらず、VoLTE化の方法も見つかっていませんでした。そのため、待ちに待ったといった感じですね。

実はrealmeの発売した機種の中には、VoLTE化を行わなくても、最初からVoLTEが有効になっている機種がごく僅かではありますが存在します。具体的には、realme GT2 Prorealme GT Neo3などになります。自信がない方はこれらの機種を購入するとよいでしょう。

用意するもの

用意するのは以下の2つだけ!

★お好きなrealme・OPPO・OnePlusのスマートフォン本体

Windows 10搭載PC(あらかじめadb環境を導入しておくこと。詳しい方法は割愛しますのでレッツ検索!)

お急ぎの方へ!お手軽全自動VoLTE有効化バッチファイル

はじめに、お急ぎな方・難しいことはわからない!という方のために、ダブルクリックのみでVoLTEを有効化できるバッチファイルを作成しています。

以下のリンクからダウンロード可能なので、よろしければご活用ください。

https://drive.google.com/file/d/12ff2gB45wcKTCd20dCYYmSjcl5d4-OjQ/view?usp=sharing

手動での有効化手順

adb(USBデバッグ)を有効にする

1.スマートフォン上で「開発者オプション」を出現させ、「USBデバッグ」をオンにします。

少し下の方にあります。「USBデバッグを許可しますか?」と聞かれたら、OKをタップします。

2.スマートフォンを「MTP転送モード」でPCに接続します。デバイスをインストールしている通知が出たら、終わるまで少し待ちます。

3.「デバイスを使用する準備ができました」と表示されたら、スタートボタン横のCortanaに「cmd」と入力。コマンドプロンプトを開きます。

4.「adb devices」と打ち込み、Enter。シリアル番号と「device」が表示されたら準備OK

※ここで「device not found」が出る方は、adbのインストールができていないか、ケーブルの断線などで認識できていない事が考えられます。

VoLTE化のコマンドを実行

1.「adb reboot fastboot」と打ち込み、enter

2.画面が「fastboot mode」切り替わるので、「fastboot reboot recovery」と打ち込み、Enter

※「waiting for any device」で止まる場合や、認識しない場合はデバイスマネージャーからドライバーを手動でインストールする必要がある。(参考↓)

3.このとき、画面に変化はありませんがもう一度「adb devices」と打ち込み、Enterを押します。このとき、先ほどのシリアル番号の隣が「recovery」に変わっているはずです。

※このとき、シリアル番号の隣に「unauthorized」と出る場合は対策されている機種です。VoLTEの利用はできません。

4.正常に「recovery」として認識されていることを確認したら、こちらのバッチファイルをダウンロードし、実行してください!↓
https://drive.google.com/file/d/1-cFec1HXaPQ-HVTdHQV4f6sLofr7Y9qO/view?usp=sharing

もしくは、以下のコマンドを入力していきます。

adb shell setprop persist.data.iwlan.enable true
adb shell setprop persist.dbg.ims_volte_enable 1 
adb shell setprop persist.dbg.volte_avail_ovr 1 
adb shell setprop persist.dbg.vt_avail_ovr 1
adb shell setprop persist.dbg.wfc_avail_ovr 1
adb shell setprop persist.radio.rat_on combine
adb shell setprop persist.radio.data_ltd_sys_ind 1
adb shell setprop persist.radio.data_con_rprt 1
adb shell setprop persist.radio.calls.on.ims 1
adb shell setprop persist.data.iwlan 1
adb shell setprop persist.data.iwlan.ipsec.ap 1
adb shell setprop persist.radio.volte.dan_support true
adb shell setprop persist.radio.VT_ENABLE 1
adb shell setprop persist.sys.cust.lte_config true
adb shell setprop persist.rcs.supported 1

adb reboot

5.端末が再起動し、VoLTEが有効になります。それ以降は、初期化するまではそのままVoLTEが使える状態が持続するはずです。

まとめ

realmeやOPPOの端末では、日本キャリアのVoLTEが解放されている端末が存在しますが、realme X50 5G、realme GT 5G、realme GT Master Editionなどごく少量でした。逆に、そこそこの人気を集めていたrealme X2 Proやrealme GT Master Explorer Editionなどの多くの機種では対応しないままでした。

ですが、今回VoLTEが手軽に有効化できる手法が発見されたことにより、より一層人気を獲得できると思います。

今や大手キャリアの格安プランなど、VoLTEを必須とする携帯プランはどんどん増えてきていますし、今後は3G停波も控えているため、これは嬉しい動きです。

記事執筆時点で、この方法でVoLTE動作を確認できている機種は、

  • realme GT Neo2
  • realme GT Neo
  • realme GT Master Explorer Edition
  • OPPO Reno5 Pro+
  • OPPO Reno6 Pro+
  • OnePlus Nord 2 5G

などと多岐にわたります。

※動作報告いつでもお待ちしております!お気軽にコメント下さい!

au系の回線や楽天モバイル、ahamoなどで使えないと断念していた方には朗報です。

将来のアップデートでふさがってしまう可能性もあるため、該当機種を使用している方は裏技が有効なうちにトライしてみましょう。

最近はやはり対策されつつあるようで、今では過去の一部機種にて有効なようです。現行機種ではできない端末が多いかもしれません。

これをきっかけに、さらに多くの人がrealmeのスマホに触れ、もっと多くの方に知られるブランドへと成長していくといいなと思っています!

それでは、また今度…

Dare to leap.

「【2022年最新・全自動可】adbを使ってOPPO・realme・OnePlusの機種を簡単にVoLTE化する方法!」への20件のフィードバック

    1. realme X50 Proも対象なんですね〜
      情報ありがとうございます!

      ちなみに、realme X50 Pro 5Gは初期状態でVoLTE対応だった筈ですが、この機種もアップデートにより使えなくなっていたのを、adbで有効化できた形なのでしょうか?

      今後の参考にしたいので、差し支えなければご回答お願いします!

  1. こちらに書かれてある方法でvolte化を試みたいのですがデータは初期化されますか?

      1. ありがとうございます。realme gt master editionがUIのアップデートでvolteが塞がれたので試してみましたがunauthorizedが出てダメでした。残念(´・ω・`)

        1. Master Editionは無理ですね…
          私が試しても無理でした。
          root化するか、GT NEO2以降に買い替えがオススメです!

  2. 岐阜田舎民

    本当にありがとうございます!!
    こちらの記事のおかげで、5G通信対応することができました!
    勝手に神様と崇めておりますm(_ _)m

    なのですが、、、通信できるようにはなったのですが、通話ができません。
    電波はつかんでいるのにも関わらず、ネット通信はできるにも関わらず、通話(発信も着信も)ができないのです。
    設定のモバイルデータのSIMからVoLTEをOFFにしたら通話できるかなって思いましたが、OFFにしたらもちろん圏外になってしまいましてwww
    どうか、何かわかりませんでしょうか。東京や大阪くらいなら、直接いって手ほどきを受けたいと思っておりますm(_ _)m

    oppo reno 5 pro 5g(CPH2201)
     ※VoLTE対応端末だが、普段は閉じられてて、こちらのページでONにできるようになった。
    colorOS V12.1(20220616時点最新)
    mineo dプラン(docomo5G対応回線)

    1. コメントありがとうございます!
      返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

      MVNOのdocomo回線ではVoLTEがうまく働かないこともあるようです。(OCNでも稀に報告あり)もしかしたら別のキャリアでお使いいただくしかないかもしれません…

      お役に立てず、すみません。

    1. コメントありがとうございます!
      返信遅くなりすみません。

      GT Master Editionは当記事の方法を対策されているため、Android 11のまま使うか、もしくはroot化などを行う必要があります。

      お役に立てずすみません!

  3. ドライバインストールの画像に写っている
    「windows-android-driver-master」
    はどこから入手されましたか?

    1. コメントありがとうございます!

      今回使用したドライバ群はこちらから入手したものとなります。↓
      https://github.com/kiddlu/windows-android-driver

      何故かどのサービスでもアップロードが弾かれてしまう為、提供できていませんでした。
      時間あるとき、こちらのリンクで更新しておこうかと思います。

      ご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。

  4. 1. realme GT 5Gに UI 3.0「rmx2202_11_C.16」をアップデートしたら、Volte塞がってしまうが、この方法が使えるんですか? 
    2. OnePlus Ace/10R(グローバル版)も対応できますでしょうか?

    1. こんにちは。コメントありがとうございます。
      1についてですが、realme GT 5Gではこの方法は使えません。VoLTE解放するにはroot化しか手段がありません。

      2は、この方法ではありませんがMTK Engineering Mode経由でのVoLTE化が使えると思います。

      ご参考になれば幸いです。

      1. ご回答ありがとうございます。
        では、アップデートしない方がいいですね。
        残念 🙁

  5. こんにちは。
    realme GT neoを使っていてVolteがどうにもできず悩んでいたところ、こちらのサイトを参考にしたところ解放できました。
    まだ1年程度しか使っておらず、買い替えは避けたいと思っていたため大変助かりました、ありがとうございました。

    1. コメントありがとうございます。
      お役に立ててよかったです!
      今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

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